おもちゃを買って上げて喜ばない子供はいませんが、その喜びが継続するかはかなりの運任せになっています。半年に一回ぐらいのつもりで買い与えてあげたものが、次の日には飽きて別の物で遊んでいた、そんな経験がある親も多いのではないでしょうか。これを解決するにはテレビゲームを買うなどの別の手段しかありませんが、まだまだテレビゲームをあげたくない年齢の子供の場合、工夫する必要があります。そんな工夫を代行してくれるのがおもちゃのサブスクサービスです。

サブスクというのは月額課金制度の事で、このサービスも毎月3、000ほどのお金を払うことで定期的におもちゃを送ってくれます。物としては年齢と趣向を考えて選んでくれるのですが、ランダムなので気に入るとは限りません。また、レンタルなので次のおもちゃが来たら今のものは返さなければいけないのも条件に入っています。ただしこれは利点もあり、すぐに飽きてもつぎのおもちゃが翌月には届くので、ダメージが少ないのです。

逆に気に入っていたとしても一月後にはそれなりに飽きている可能性が高く、新しいものに目が行くのも普通の流れです。サブスクなのでどれを買うか買わないかを親が考える必要もなく、気に入る可能性はプロがそれなりにしっかりした目で判断してくれるので、責任を預けられるという意味でも面白いサービスなのではないでしょうか。資産にはならないという考え方もありますが、絵本などは物語を知ってしまえばひたすら繰り返し読むものでもないですし、どんどん新しいものを楽しめるという観点からは悪くありません。